FC2ブログ
--'--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告:  トラックバック(-)  コメント(-)
2011'05.11.Wed

終わってるよ・・・

「作家になりたい」という想いが、形を持ってから、もう三カ月ほどが経つ。
けれども、今まで一つの、ただひとつの作品も完成させていない。

今日、今の自分を確かめるために、某質問サイトにて、質問をしてきました。
できるだけ、厳しい回答をいただけるようにお願いしました。

まぁ、ボロクソに言われましたね。
これが現実なんですけれども。
私が今まで掲げていたのは、『夢』なんて綺麗で高いものじゃなく、『空想』とか『妄想』とかいう、くだらない負の産物。
違いがわかりますか?
『夢』というのは、その過程、つまりそれを叶えるための努力とかも含めて指すんだと思うんです。
『空想』とか『妄想』は、その過程抜き。つまり漠然と「なれる」とか思いこんでいるだけ。
この違いがわかりますか?

「絶対に作家になってやる」と、私は誓いました。
しかし、その心を持つための努力、つまり夢を支える脚を作ろうとしなかったんです。
脚も作らず、夢が動くわけがない。立てるわけがない。高くなれるわけがない。
今までの自分は何をやってたんだ?

本気でなりたいって思うなら、血反吐を吐こうが、書くのをやめないはず。

あの質問をしたことで、今まで自分がどれほど自惚れていたか、分かりました。
言葉は厳しいですが、おかげでようやく気付きました。
常に低姿勢で居なければと思いつつ、いつの間にか高姿勢。
悩んでいる自分を見て、作家らしいと微笑。

こんな人間が作家?
必死で出版社に応募している人たちに失礼。

学校を辞め、ただでさえ腐ってるのに、夢まで腐らせてどうするつもり?

2
各人。

●記憶の跡地 (2)

書類の整理も終わり、残るはテストの採点だけとなった。
私は大きく伸びをして、時計を見た。もう七時半を回っていた。
「終わりましたか?」と、五年二組担任の荻先生が声をかけてきた。
 彼は体育教師でもあり、体はスポーティに発達していた。そのためか、生徒たちから腕相撲をせがまれたり、サッカーに誘われたりと、なかなか好かれているようだ。
「ええ。後はテストの採点だけです」
「自宅で終わらせます?」彼は耳の後ろの方を掻いた。
「ええ。そうします」私はそう言って、荷物をまとめた。
 職員室から窓の外を見ると、昼よりさらに強い雨が降っていた。私は小さくため息をついて、職員室を出た。
「おつかれさまです」
「うす、おつかれさまです」
 私は荻先生に小さく会釈すると、静かに扉を閉めた。
リノリウムの床を歩く。スリッパのこすれる音が、暗い校舎に不気味に小さく響いた。
私はごく自然に、去年の梅雨を思い出していた。
 新任としてこの学校に来た私は、毎日が緊張で成り立っているかのようで、季節や景色に気を配る余裕など無かった。
何かしら行事があると、その緊張が恐怖に進化して、眠れぬ夜を送ったり、変に頭痛が起きたりするのだ。
今でも行事の前日などはさすがに緊張するが、恐怖は感じなくなっていた。
そして、今年の梅雨も、去年の梅雨も、変わらないものがある。
それはやはり、あの子供たちの笑顔だ。
ありきたりな言葉かもしれないが、これは実際に体験してみないと、その素晴らしさが分からないものだ。
もし、去年の私の生活が、それこそ緊張のみで出来ていたなら、私はとっくに教師を諦めているだろう。
それをしなかったのは、あの子供たちの優しくて純粋な笑顔があったからだ。
今思い返してみれば、去年の私は日々恐怖しながらも、あの子たちの笑顔を、確かに楽しみにしていたのだ。
スポンサーサイト
【日記】トラックバック(0)  コメント(4)
Next |  Back

仁王 カオル

現実は厳しいです。
作家とかになるのは一筋縄ではいかない特殊なもの。
といぅか現実、作家になれても売れるのか、続けていけるのか、いろいろと先も考えて行動しなきゃならないといけないし。

質問をして厳しぃ意見を受け入れる根性と冷静な考えが出来る。
それはなかなか素晴らしいことだと思いますよ(*´ェ`*)
ここで不貞腐れる人や否定したり諦める人は、正直作家なんてやめれと言いたいです。
作家志望の人が作家といぅ職業、生き方をなめているのか??ってなりますからね(^_^;)

北向きくんはまだまだこれからたくさんのことを経験して、そしていろんな広い視野で考えていくようになると思います。
険しい道ですが頑張って切り開いていってくださいねヽ(´∀`*)
応援しています♪



P.S.今書いてる小説の続き楽しみにしています♪


2011/05/11(水) 23:56:06 | URL | [ 編集]

こんばんは。
実は私もある貧乏作家に憧れて作家になりたいと考えています。いくつか作品も書いていて、応募した経験も何度かあります。
しかし、そう簡単にいかないと言葉でわかっていても、実際少しずつ応募する事から遠ざかっていました。

今回のブログで正直私もドキっとしました。今一度、創作に熱を入れ直したいと思います。

2011/05/12(木) 01:12:44 | URL | [ 編集]

北向きの窓

>仁王カオル さん

知恵袋の回答にもありましたが、私は「作家になったらゴール」と思いこんでいたようです。
とんだ馬鹿ですよ・・・。
常に世の中に目を向け、テーマを作り続けていきたいと思っています。

>慧 さん

コメント、ありがとうございます。
時間をかければかけるだけ、モチベーションというものが下がっていってしまいますよね。
書きたいものがあるから書くのであって、そこにモチベーション云々なんて入れる時点でおかしいのですが・・・。

私も、他の作家志望の方の失礼にならぬよう、精進していきたいと思っています。

2011/05/12(木) 20:25:25 | URL | [ 編集]

聖コレッチカ

かっこいい…。

2011/05/15(日) 22:21:01 | URL | [ 編集]

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。